さてタイトルの「キルトロール」。普通の人はピンとこないですよね。実は僕も最近初めて知りました。
ちょっと話は逸れます。昨今「スカート男子」という言葉でいろいろ言われている、スカートを穿く男性。この言葉でかなり知名度を上げた感があります。ちょっと前まではメンズスカートと言ったりしていて、その頃はほとんど話題にもならずさんざんでした。
かくいう僕などもそのスカートを穿く男性の部類です。かと言って本人は女装しているつもりはないし、容姿体系が女性的でもない。スカートというと女性だけが穿くもんだという固定観念があるので、それを男性が穿くとは何事だとおしかりを受けるかもしれませんが、穿きたいものは穿きたい。法律に違反しない限り何をまとっていようが個人の自由。それで不興を買うこともありますが、不快に思われるなら目を背けていただいて結構です。
そんな感じでいろいろとスカートを試してみましたが、男性用に作られたスカートはまだまだ日本には少なく、あるとしても歴史がない分、こなれていなかったり高かったりでなかなか手に入れにくい状態です。最初は女性ものを男性に合う形で着用できないかと試行錯誤しましたが、体系的にどうしてもしっくりこないところが出てきてしまい、紆余曲折の末キルトが一番いいなと思うようになりました。
いわゆるスコットランドの男性が着用しているチェック柄のあれです。チェックとは言わずタータンと言いますが、種類も多くていろいろ楽しめます。
やっと本題に近づいてきました。
その「キルトロール」とは、キルトをくるくる巻いて、持ち運べるようにするためのものなのです。
それではやってみましょう。
- まず中敷にキルトを巻き方向とは垂直に、言い換えればプリーツが巻き方向と平行になるように置きます。
- 次に絨毯を巻くようにくるくる巻いてしまいます。ここでプリーツに変な皺が寄らないように注意します。
- 巻き取ったら中敷の端についているゴムで両端を固定します。
- 最後にケースに入れて完成。
